会長よりご挨拶

  地域包括ケアシステムの中におけるグループホームの役割

 

認知症の方が住み慣れた地域の中で尊厳が守られ、自分らしく暮らし続けることができる社会を目指すため全国一の高齢県である秋田県は、平成27年6月1日に第1回秋田県認知症施策推進ネットワーク会議が開催され、私もグループホームの代表として参加しております。行方不明者、交通事故等、問題山積ですが認知症ケアの中心にある我々グループホームの経験や知識が少しでも地域に貢献して欲しいものです。

 

 2年に渡る新型コロナウイルス感染症により通所系の共用デイの休止等、認知症グループホームは他の施設に比べ小規模であることから、経営の条件には厳しいものがあります。

 

令和3年度 介護報酬改定では認知症カフェへの加算を期待しておりましたが、今回は残念な結果に終わりました。今後に期待したいものです。又、新設されたLIFEの活用による科学的介護推進体制加算」をはじめ、事業所の実情に応じた加算の取得をすすめることにより、安定した経営が確保され良質なサービスを提供することで、地域へと貢献が出来るというものです。

 

6月の通常総会で新役員が決まりました。50が女性役員となり活発な研修会に期待したいものです。

 

 

                秋田県認知症グループホーム連絡協議会

 

会長 高橋 祐策

 

会長 高橋 祐策